みなさん、こんにちは!よっかちゃんです。
- 外国人彼氏とフレンチで記念日をお祝いすることになった
- マナーに自信がなくて、ちょっと不安…
- 失敗して、彼に「マナーがなっていない」と思われたらどうしよう…
そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
わたし自身も、記念日ディナーで「ナイフとフォークの使い方は合っている?」「パンってどう食べればいいの?」と頭が真っ白になった経験があります。
でも安心してください!事前に「最低限のマナー」だけおさえておけば大丈夫です♪
この記事では、フレンチレストランでの食事で知っておくと安心なマナーをまとめました。
最後まで読めば、「もう大丈夫!」と自信を持って、彼との特別な時間を楽しめるはずです☺️
要点をサクッとまとめると…
- ナプキン:膝に置く・内側で拭く・汚れを見せない
- カトラリー:外側から使う・右にナイフで左にフォーク・ハの字=食事中・右下斜め=食事終了
- グラス:置いたまま扱う・親指と人差し指と中指で軽く持つ・音を立てないで飲む・口紅は飲む前にオフ
- お皿:持ち上げずに食べる
- 音:なるべく立てない
- 食べ方:左側から一口サイズに切ってから食べる
最低限おさえたい|フレンチの基本マナー

まずはフレンチを楽しむうえで欠かせない、ナプキンやカトラリー、グラスの扱い方、そして料理の食べ方についてご紹介します。
ナプキンの正しい使い方
セットするタイミング

最初の料理が運ばれてくる前に、膝にセットしておくのがマナーです。
置き方

二つ折りにして、折り目を自分の方に向け、膝の上に置きます。
使い方

手や口元が汚れたときは、ナプキンの内側で軽く抑えるように拭き取りましょう。
汚れを相手に見せないように使うのがポイントです。
手や口元を拭いたあとのナプキンは、元の形に閉じて膝の上に置くようにしましょう。
カトラリー(ナイフ・フォーク)の順番と扱い方
使う順番

ナイフとフォークが複数並んでいる場合は、外側から内側に向かって順番に使っていきます。
持ち方
基本的にはナイフは右、フォークは左に持ちます。
置き方(サインの出し方)
カトラリーの置き方によって、「食事中」か「食事終了」を伝えられます。
「食事中」のサイン

ナイフとフォークをお皿の上でハの字に置きます。
ナイフの刃は内側に向けておくのがマナーです。
「食事終了」のサイン

お皿の上にナイフとフォーク(背を下に)が時計の4時の方向(右斜め下)になるように置きます。
カトラリーを落としたときの対処法|お店の方に任せるのがマナー

特に高級店では、カトラリーを落としてしまったときは、自分で拾わずにお店の方を呼んで対応してもらいましょう。

呼ぶときは「すみませ〜ん!」と大声を出す必要はなく、スタッフに軽く目配せすれば十分です◎
「自分で拾った方が気楽」と思うかもしれませんが、衛生面やお店の配慮の観点からも、スタッフに任せるのが正しいマナーです。
グラス(シャンパン・ワイン)の持ち方

グラスは右側に置かれていることが多いので、基本は置いたまま扱います。
注がれるときも手に持たず、テーブルに置いたままにしましょう。
持つときは、ステム(脚の部分)を親指・人差し指・中指で軽くつまみ、残りの指はそっと添える程度にします。
飲むときは、口元を隠して音を立てないように注意しましょう。

口紅が気になる場合は、飲む前に軽くティッシュオフしておくと安心です♪
お皿は持ち上げないのが基本

お皿の大小に関わらず、持ち上げずにテーブルに置いたまま食べるのがマナーとされています。
食事中はできるだけ音は立たない

ナイフやフォークがお皿にあたる音や咀嚼音、スープを飲むときの音などは控えて、静かに食べるようにしましょう。
食べ方

一口サイズに切ってから口に運びます。
大きな塊のまま、かぶりつかないように注意しましょう。
料理の流れでシミュレーションしてみよう

実際の料理の流れにそってシミュレーションしてみましょう♪
ぜひ頭の中で想像しながら、読み進めてみてください◎
席に着いたら最初にすること

まずは猫背にならないよう、背筋を伸ばして座りましょう。お腹とテーブルの間には、こぶし一つ分ほどの余裕を持たせるのが基本です。
さらに、前菜が運ばれてくる前までにナプキンを二つ折りにして膝の上に置きましょう。
アミューズ(ひと口前菜)

アミューズは、フランス語で「一口のお楽しみ」を意味しています。
手につまめる小さなものは、手づかみで食べても問題ありません。
前菜(オードブル)

基本的にはナイフとフォークを使い、左側から一口サイズに切って口に運びます。
パン

一口サイズにちぎって食べます。
バターやオリーブオイルをつけるときも、予めちぎってからつけましょう。

パンに料理のソースをつけていただくのはマナー違反とされています。
スープ

スプーンで奥から手前にすくって口に運びます。音を立てず、流し込むように飲むとスマートです。
スープの量が少なくなってきたら、お皿を軽く傾けてスプーンですくいます。
パスタ
ロングパスタ

スプーンは使わず、フォークだけで巻いて食べます。
パスタをすすったり、途中で噛み切ることはマナー違反。
一口で食べられる分だけを巻き取って、口に運びましょう。
ショートパスタ

基本的にはフォークですくって食べます。
ただし、ボロボロと落ちてしまう場合は、フォークで刺して食べても大丈夫です。
魚料理(ポワソン)
魚を切るときの基本

- 切り身の場合:フォークで魚の左側を軽く押さえ、フィッシュスプーンで一口サイズに切り分ける(フィッシュスプーンがない場合はナイフでOK)
- 骨付きの場合:最初に表側の身を一口サイズに取り分けて食べ、その後、背骨に沿って骨を外し、裏側の身を食べる
- 殻のある場合(エビなど):フィンガーボウルが用意されていれば手で殻を外し、なければナイフとフォークを使って殻を外して、一口サイズに切って食べる
食べ方のポイント
- 左側から一口サイズに切って口に運ぶ
- 骨付きの場合、魚をひっくり返して裏側を食べるのはNG
- 取り除いた骨や殻はお皿の隅にまとめる
肉料理(ヴィヤンド)

お肉を切る時の基本
- フォークをしっかり刺して固定する
- ナイフを斜めに入れて、押すように切れ込みをいれる
- 一口サイズに切ったら、ソースを絡めて口に運ぶ
食べ方のポイント
- お肉は左側から順に切って食べていくのがマナー
- お肉と付け合わせの野菜を交互に食べると◎
- お肉を最初から全部切るのはNG(肉汁が逃げる・冷めやすくなる原因に)
デザート

ケーキやフルーツは、デザート用のフォークとスプーンでいただきます。
複数のデザートがある場合は、味の薄いものやアイスクリームなど溶けやすいものから食べます。
そのあとに味の濃いものをいただくとスマートです。
食事が終わった後

ナイフとフォークを時計の4時の方向(右斜め下)に置きます。フォークの背は下向きにしておきましょう。
ナプキンは軽くたたんで、テーブルの上へ置きます。きれいに折りたたむと「料理に不満があった」というサインになるため、ラフにたたむのが正解です。
こんなときはどうする?Q&A

フレンチをいただくときに、『これってどうすればいいの?』と困りがちな場面を、Q&A形式で分かりやすくまとめました。
当日の服装はどうすればいい?
レストランの雰囲気に合わせる

格式が高いお店と、ビストロなどのようなカジュアルなお店では、ふさわしい服装が異なります。お店の雰囲気に合わせてコーディネートを選びましょう。

ドレスコードがある場合は、予約ページに記載されていることが多いです。気になるときは、電話で確認すると安心です♪
服装選びで特に気をつけたいポイントは次の3点です。
- 清潔感を大切に:シワやシミのない服を選ぶだけで、印象がぐっと良くなる。
- お腹にゆとりがあるもの:フルコースで満腹になっても苦しくならないワンピースや、ウエストがゴムのスカート・パンツがおすすめ。
- 動きやすい服装:ナイフとフォークを使う時に、袖が邪魔にならないようなデザインを選ぶ。
グラスって乾杯してもいい?

結婚式などのフォーマルな場や高級店ではグラス同士を当てないのが一般的です。
グラスを軽く持ち上げて、相手の目を見ながら「乾杯」と言うのがスマートなやり方です。
彼と料理をシェアしてもいいの?

お互いの料理をシェアすることはマナー違反。
なぜならシェフは味のバランスや盛り付けまで考えて一皿を仕上げているからです。
食事中にお手洗いに行ってもいいの?

基本的には、食事が始まってから席を立つのは、マナー違反とされています。お手洗いは食事の前に済ませておくのが理想です。
ただし、体調が悪いときやどうしても我慢できないときは、静かに「失礼します」と声をかけて席を立てば問題ありません。

やむを得ず中座する時は、ナプキンは軽くたたんで椅子の上に置きましょう。
彼がマナーに詳しいひとだったら、思い切って聞いてみるのもアリ!

不安なことは素直に聞いて教えてもらいましょう。
食事マナーの会話がきっかけで、距離感がぐっと近づくこともあります。
わたし自身も、洋食ではありませんが、香港人の彼から「飲茶のマナー」を教えてもらったことがあります。一生懸命説明してくれる姿がとても頼もしく感じられて、安心したのを覚えています。
頼られてうれしくない男性はいないはず。思い切って聞くことで、きっと彼との距離も縮まりますよ♪
まとめ:ルールを適度に守りつつ、彼と素敵な時間を過ごそう♪

今回は、フレンチのマナーについてご紹介しました。
要点を改めてまとめると…
- ナプキン:膝に置く・内側で拭く・汚れを見せない
- カトラリー:外側から使う・右にナイフで左にフォーク・ハの字=食事中・右下斜め=食事終了
- グラス:置いたまま扱う・親指と人差し指と中指で軽く持つ・音を立てないで飲む・口紅は飲む前にオフ
- お皿:持ち上げずに食べる
- 音:なるべく立てない
- 食べ方:左側から一口サイズに切ってから食べる
細かいルールもあって、全部を完璧に覚えるのはちょっと大変かもしれません。
でも、何より大切なのは、ルールを守ること以上に、目の前の彼と一緒に特別な時間を楽しむことです。
無理に全部を気にせず、ちょっと意識するくらいでOK。ルールはほどほどに守りつつ、優雅に食事を楽しんでくださいね☺️
それではまた。最後まで読んでくださり、ありがとうございました〜!
p.s.
いきなり高級店に行くと緊張してしまうこともあるので、最初はビストロなどカジュアルなお店で経験を積み、少しずつステップアップするのもおすすめです。
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