みなさん、こんにちは!よっかちゃんです。
- 外国人の彼との初めての和食デートすることになった
- お箸の使い方や食べ方に自信がない
- 彼にいい印象を残したい
- 文化の違いをどう伝えたらいいのか迷う
と悩んでいませんか?
和食は、日本の文化そのもの。マナーを少し意識しておくだけで、安心して食事を楽しめますし、彼に自然と日本文化を紹介するきっかけにもなります。
この記事では、和食の基本的なマナーや避けたいNG行動、文化の違いへの向き合い方を分かりやすくご紹介します。
最後まで読めば、自信を持って彼と一緒に和食を楽しめるようになるはずです✨
要点をサクッとまとめると…
- お箸:「刺さない・なめない・器を動かさない」、箸先は1.5〜3cm程度までを使う
- 食べ方:おしぼりで手を拭く、「いただきます・ごちそうさま」を言う、一汁三菜は少しずつ交互に食べる
- 取り分け:大皿の料理は小皿へ、相手を優先し「どうぞ」と一言添える
- その他のマナー:割り箸は上下に割る、使わないお箸は箸置きへ、汁物の蓋は元通りに戻す、薄味→濃い味の順で食べ進める
- やってしまいがちなNG例:おしぼりで顔やテーブルを拭く、手皿、魚を裏返す、食べかけを戻す
- 彼への伝え方:押し付けず、「日本ではこういうマナーがあるんだ」と優しくシェア
お箸について
お箸は正しく持ち、上手に使うことで、見た目が美しく、食べやすくなります。
基本的なお箸の持ち方と使い方についてご紹介します。
基本的な持ち方

- 持つ位置:箸先から3分の2くらい上を持ちます。
- 下のお箸:中指と薬指の間に軽くはさみ、親指の付け根で支えて固定します(基本的に下のお箸は動かしません)。
- 上のお箸:鉛筆を持つように、人差し指・中指・親指で持ちます。
- 動かし方:食べ物をつまむときは、上のお箸だけを動かし、下のお箸は固定したままにします。
お箸のNGな使い方(よくある例)

- 刺し箸:食べ物に箸を突き刺す
- 寄せ箸:箸で器を引き寄せる
- 迷い箸:どの料理を取るか迷って、料理の上で箸をウロウロさせる
- 探り箸:汁物の中をかき回して好きな具だけ探す
- 渡し箸:器の上に箸を横に置く(代わりに箸置きを使う)
- ねぶり箸:箸をなめたり、口にくわえたりする
- 涙箸:箸から汁をポタポタ垂らしながら口に運ぶ
- 立て箸:ごはんに箸を突き立てる(仏事を連想させて不吉)
- 指し箸:お箸で人や料理を指し示す

まずはお箸で「刺さない」「なめない」「器を動かさない」を意識すればOKです◎
箸先の汚れは1.5cm〜3cm程度にとどめる

「箸先五分、長くて一寸」という言葉があります。これは、箸先の汚れを1.5cm〜3cm程度にとどめるのが美しい所作だという意味です。
箸先を汚さないための具体的なポイントは、「一口サイズで上品に食べる」「口の奥までお箸を入れない」などです。
食べ方の流れ
和食をもっと美味しく、スマートに楽しむための、食べ方の流れをご紹介します。
おしぼりで手を拭く

食事の前に、おしぼりで手を拭きましょう。
使用後は、汚れた面を内側にして、おしぼり台に戻すか、おしぼり袋の上に置くのが基本です。
食事の前後の挨拶を言う

食事の前には「いただきます」、食事の後には「ごちそうさま」を言いましょう。
これは食材の命をいただくことや、運んでくれた人、料理を作ってくれた人への感謝を表す言葉です。
短い言葉ですが、声に出すことで丁寧な印象を与えられます。
一汁三菜の食べ進め方

和食は「少しずつ、交互に食べ進める」のが基本です。
ひとつを食べ切るのではなく、「汁物→ごはん→おかず」の流れで、バランス良くいただきましょう。
汁物からスタートすることで、消化を促進させたり、ごはんがお箸にくっつきにくくなり、食事がスムーズに進みます♪
器の持ち方・扱い方

ごはん茶碗の持ち方
お箸を持っていない方の手で、茶碗を持ちます。
親指は縁の外側に軽く添え、他の指で底を支えて、茶碗を安定させましょう。
ごはんを食べるときは、口元までお箸で持ち上げて食べます。
汁物のお椀の持ち方
お箸を持っていない方の手で、お椀を持ちます。
利き手の箸先をお椀の中に入れて、中の具材を支えながら、汁を飲みましょう。
具を食べたいときは、お箸でつまんで食べます。
蓋付きのお椀の扱い方
味噌汁や吸い物など、蓋がついているお椀は、両手でそっと開けて中身をいただきます。
- 蓋を取ったら、少し斜めにして蓋の内側の水滴を器の中に落とす
- 蓋は裏返して、お椀の横に置く
- 食べ終えたら、元通りに蓋を戻す
小鉢や醤油皿の扱い方
手のひらサイズの場合は持ってOKです。持つときは器の底を軽く支えましょう。
大皿料理・焼き物の扱い方
大きな器は持ち上げず、テーブルに置いたまま食べます。
盛り付け・取り分けのマナー

大皿から直接口に運ぶことは「膳越し」と呼ばれ、マナー違反とされています。必ず一度、小皿に取り分けてから食べましょう。
- 大皿から取り分けるとき → 取り箸を使う
- 取り箸がない場合 → 箸の反対側(持ち手側)で取る
そのほか知っておくと安心な和食マナー
細かいけれど、知っておくと安心できるマナーをご紹介します。
割り箸は上下に割る

割り箸は上下にまっすぐ割るようにしましょう。
左右に割ると隣の人の肘に当たってしまうこともあるので注意してくださいね。
お箸を使わないときは箸置きに置く

お箸を使わないときは箸置きに置くのが基本です。
お皿の上やテーブルの上に置くのはマナー違反とされています。
味の薄いものから食べる

薄味の料理から、徐々に味の濃いものへ食べ進めていきましょう。
最初に濃い味を食べると、繊細な味わいがわかりにくくなってしまいます。
飲み終えたお椀の蓋は元通りに戻す

汁物を飲み終えたら、蓋を元通りに戻しましょう。
蓋を裏返して戻してしまうと、椀の塗りに傷がついたり、模様としてついている箔が剥がれてしまう可能性があります。
やってしまいがちなNG集
つい無意識にやってしまう動作の中には、和食の場ではマナー違反とされるものもあります。
代表的なNGをまとめたので、事前にチェックしておきましょう。
おしぼりで顔やテーブルを拭く

顔やテーブルを拭くのはNGなので、避けましょう。
おしぼりは手を清潔にするために使います。
手皿

手皿は一見丁寧に見えますが、食べ物や汁が手にこぼれると「不衛生」「手が汚れる」とされるため、マナー違反です。
お椀や受け皿を持って食べましょう。
焼き魚を裏返して食べる

半身を食べ切った焼き魚を裏返して、残りを食べるのはNGです。
正しくは、半身を食べ終えたら骨を外してから、残りの半身を食べます。
外した骨はお皿の隅にまとめると、見た目もスマートです。
食べかけのものをお皿に戻す

一度口に入れたものを戻すのはマナー違反です。
噛んだ跡が見えてしまうと、周りの人や彼が少し驚いてしまう可能性があります。
お箸であらかじめ一口サイズに切ってから口に運びましょう。
彼の食事マナーが気になる時の対処法

例えば「日本の和食では、ひじをついて食べないのがマナーなんだ〜」と優しく伝えましょう。
その際「見た目の印象が悪くなる」「食事の動作が不安定になる」など理由も添えると、理解してもらいやすくなります。
文化の違いだから仕方がない、と柔らかく伝えるのがポイントです。

一方的に押し付けるのではなく、丁寧に伝えながら、「2人が心地よく過ごせるバランス」を見つけていきましょう。
まとめ:ちょっとした心配りで、もっと楽しい食事に♪

今回は、和食の基本的なマナーをご紹介しました。
改めて要点をまとめると…
- お箸:「刺さない・なめない・器を動かさない」、箸先は1.5〜3cm程度までを使う
- 食べ方:おしぼりで手を拭く、「いただきます・ごちそうさま」を言う、一汁三菜は少しずつ交互に食べる
- 取り分け:大皿の料理は小皿へ、相手を優先し「どうぞ」と一言添える
- その他のマナー:割り箸は上下に割る、使わないお箸は箸置きへ、汁物の蓋は元通りに戻す、薄味→濃い味の順で食べ進める
- やってしまいがちなNG例:おしぼりで顔やテーブルを拭く、手皿、魚を裏返す、食べかけを戻す
- 彼への伝え方:押し付けず、「日本ではこういうマナーがあるんだ」と優しくシェア
お箸の持ち方や器の扱い方を少し意識するだけで、自然と上品に見えて、彼にも素敵な印象を残せます。
せっかくのデートなので、マナーをきっかけに日本文化をシェアしながら、楽しいひとときを過ごせたらいいですね♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました〜!☺️
p.s.
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